爆撃機の装甲を厚くすべきなのは「対空砲火を受けた場所」と「受けていない場所」のどちらか? 真実は「見える情報」の中にあるとは限らない
第2次大戦中のヨーロッパ戦線。アメリカ軍はドイツ軍の対空砲火から爆撃機を守るため、装甲の強化を検討していた。軍は「損傷部分の多い箇所の装甲を厚くすべき」という仮説を立てたが、統計学者は「弾痕のない部分の装甲を厚くすべき」と主張した。なぜだったのか――。(第1回)
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