規制改革20年「社会制度が最後の壁」 宮内義彦氏(市場口伝) - 日本経済新聞
「経済的規制は原則排除し、社会的規制は白地から見直す」。社会の活力と豊かさを取り戻すため、橋本龍太郎首相(当時)は1996年11月、国会で高らかに唱えた。本格的な規制改革の始まりだ。それから20年。金融や通信など経済に関する規制緩和は進んだが、雇用や農業、医療といった社会制度の変化を伴う改革は遅れている。かつて政府の規制改革会議の議長を長く務めた宮内義彦氏(現オリックス・シニア・チェアマン)は「
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