よみがえる幻の染色--出雲藍板締めの世界とその系譜--|島根県立古代出雲歴史博物館
HOME > よみがえる幻の染色--出雲藍板締めの世界とその系譜-- よみがえる幻の染色--出雲藍板締めの世界とその系譜-- 布を染める染色技術の一つである「板締め」技法は、古くは奈良の正倉院に残る布に確認されていますが、どのような技術により染色されたのか、また製品の用途など謎の多い染色です。 日本に残る板締め技法による布は、中世時代の能衣装と江戸時代の京都の紅板締め、そして出雲の藍板締めの4例しか残っていません。この中でも「出雲藍板締め」は全国で唯一確認されているもので、古代出雲歴史博物館では、約5,000枚に及ぶ藍板締め版木と、紅板締め版木を所蔵しています。 展示では、古代から近代までの「...
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