一寸先は靄(もや) : ソラリスの島
僕には「ユウ」と呼ぶ同い年の従兄弟がいました。「ユウ」は19歳の若さで、この世を去りました。自殺ではなく、事故でした。それも冬山の剣岳で…たった一瞬、ほんの一歩の足を踏み外しただけで、ユウは、永遠に帰らぬ人となりました。その時、前を登っていた山岳部の先輩が
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