2020年3月に歩く、書く、蹴る、あるいは歴史に残る/残すということ 乗代雄介(2021)『旅する練習』講談社
乗代雄介はデビュー作からずっと読んでいて、本作は芥川賞候補にもなったのでお、そろそろ順番が回ってきたかな?と思ったが実際に受賞し、その後も含めて話題をさらったのは宇佐見りん『推し、燃ゆ』だった。結果的に隠れることになった本作だが、この小説が持つ構成や構造がその後別の賞(三島賞)で…
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