「ご住職の置き土産」廃寺参拝に行って来たよ!.9 : 仄暗いお散歩
 陶器製らしき、潰れた饅頭みたいな物に被さるちょっと重量感のある蓋を開けてやると、こんもりと入った灰が顔を覗かせた。 これが火鉢というもののようだ。 時代劇でしか見たことがなく、日常の使用品として実際に部屋に置かれているのを直に見るのは初めてのことだ。 
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