水木しげる - Wikipedia
気侭な人生をモットーとする水木は、どんな状況でも睡眠時間だけは十分に取るが、この時期だけはほぼ徹夜続きで、 目眩 や 耳鳴り の症状も出る程だった [76] 。プロダクション設立後は運営経費の捻出にも悩まされ、「漫画では大金持ちにはなれない」と痛感した [77] 。まもなく、軍隊時代の恩人で戦後は 阪急電車 の職員になった宮一郎元軍曹と26年振りに再会。そして二人で戦地を尋ねる旅行に出向く [78] 。再訪した ニューブリテン島 でトライ族の集落も訪れ、久しぶりに牧歌的な生活を見て自身のペースを失っていた事に気付き、帰国後仕事をセーブする [79] 。この時期に本人が最も思い出深いと語る戦記漫...
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