身につまされる愛おしさ/野本梢監督『愛のくだらない』レビュー : ゴチソー尾張
とあるシンガーソングライターは、かつてラジオで「表現する仕事に就いている以上、歌の内容が実体験だと思われてしまうのは仕方ないことだと思う」と語っていた。そう。作品には、多かれ少なかれ表現者の履歴が垣間見えるものだ。映画監督・野本梢の作品には、特にそんな
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