Lust Murder - あまねのにっきずぶろぐ
被害者の、同意を得て殺したと供述しておけば罪が軽くなったかもしれないものを、何故彼はそれを言わなかったのか、それは彼自身が己れの罪に最早耐え切れないものを感じ、本当のことを言って死刑になるほうがよっぽど楽だと想えるほどに彼は苦しかったからではないかと俺は想像してみる。そこまでの良心を持ちながら何故人を殺す経緯に至ったかというところが今回の事件の一番の闇となるところである。「人を殺したいという感覚、衝動は昔から人間の中にある」と某霊能者の言った言葉が、俺はこの闇を見詰め続けるにあたり、必要なる概念であると想ったわけ。これは快楽殺人的欲望が、誰のなかにも潜んでいる。ということを言っているのである。...
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