「人魚のミイラ」分析開始、岡山/デイリースポーツ online
 岡山県浅口市の寺院、円珠院に伝わる「人魚のミイラ」の正体を探ろうと、倉敷芸術科学大(同県倉敷市)の研究者らのチームが2日、CT検査などによる詳細な分析を始めた。チームの岡山民俗学会の木下浩理事は「人魚に託した人々の思いの断片などが分かるのではないか」と期待している。 チームによると「人魚のミイラ」は体長約30センチ。歯や爪のほか、下半身にうろこがあり、「人魚干物」との書き付けと一緒に保存されている。「高知県沖で見つかった人魚」として明治時代以降に譲り受けたとみられるという。
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