ぶり奨学金からバイオガス発電まで、共助の仕組みをデザインする|新・公民連携最前線|PPPまちづくり
ぶりの一大養殖産地として有名な鹿児島県長島町に、国内最年少の31歳の副町長、井上貴至氏がいる。政府の「地方創生人材支援制度」の第1号として、総務省から2015年4月に長島町に派遣された。以来、ぶり漁師や農家の魅力を全国に発信する情報誌「長島大陸 食べる通信」の発行(編集長として参画)や、地元の寄付など基金として学生が長島町に戻った場合に返済を補填する「ぶり奨学金」の立ち上げなど、新機軸ともいえる地方創生策を矢継ぎ早に打ち出している。こうした施策はどのように誕生したのか。その状況や思いを、井上副町長に聞いた。
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