ソウル、詩の生態系の現場より:ユ・ヒギョンによる韓国現代詩ガイド
詩という営みは、改めて驚くべきものだ。詩を書き、読むという行為は、私たちの閉塞的で均質化した、正しい意味に囲まれた世界に、別の想像力へと導く穴を、そっとうがつ。詩を読むのみならず、自ら書く人が大勢いるという韓国では、歴史的な厚みを伴う文壇とその権威への反作用というダイナミズムのもと、詩作を取り巻く生態系が広がり、脈動しているようだ。詩集専門書店を営む詩人に、ガイド役として取材を申し込んだ。
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