『TAR/ター』を観ました|Hitomi Nishiyama 西山瞳
『TAR/ター』 ケイト様は映画館の大スクリーンで拝みたい。 ということで、初日午前中に前のめりで行ってきましたが、すさまじい映画でした。ぱっと感想が持てなくて、帰ってからずっと考えてしまっていた。 いつも映画の感想は、その日のうちに月末のまとめ記事用にメモを残すのですが、考えることが多かったので、一本の記事でアップします。 ネタバレありで書きますので、見たくない方は映画を観てからどうぞ。 『TAR/ター』は、指揮者が主役の映画ではありますが、音楽映画の類型的なカタルシスというものを徹底的に拒否しており、音楽ですっきりすることが、一度もありません。 そこで
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