「いまの子どもたちは『モンハン』で怪獣を見ている」──特撮のプロが見た『モンスターハンター:ワールド』【カプコン藤岡要×『ウルトラマンオーブ』田口清隆監督対談】
この世のものとは思えない異形かつ巨大な生物で、人間の前に迫り来る“怪獣”──SF世界の存在ではあるものの、これまでの日本人にとっては「ゴジラ」や「ガメラ」、「ゴモラ」や「レッドキング」のようないわゆる「ウルトラ怪獣」などが身近に感じられる存在であり、特に昭和の日本男児なら誰もがそれら怪獣の虜になったことがあるだろう。映画監督・特技監督の田口清隆氏も、怪獣に魅せられた男のひとりである。監督の並々ならぬ“怪獣愛”については別記事に譲るとして──以来彼は「怪獣」が登場する映像作品を精力的に発表し続け、また近頃では「ネオ東京ファンタスティック映画祭」の特撮総大将に就任したという、まさに“怪獣と接するこ...
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