台湾の世論調査 処理水放出に理解進むも6割が「汚染が心配」
 台湾のシンクタンクが福島第一原発の処理水の海洋放出に対する認識を問う世論調査を行いました。台湾市民の理解は進んでいるものの、「海洋汚染が心配だ」と答えた人は6割を超えました。  台湾の民間シンクタンク台湾民意基金会は、8月24日から始まった福島第一原発の処理水の放出に関して、海洋汚染を心配しているかどうかを問う世論調査を行いました。  「心配だ」と答えた人は63.8%で「心配がない」と答えた人の割合31.9%を大きく上回りました。  台湾民意基金会は、処理水の海洋放出の方針が決まった2021年4月にも同じ調査を行っていて、当時「心配だ」と答えた人の割合は86.8%でした。  2年間で...
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