透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。
第15回GA文庫大賞《大賞》受賞作。 目の見えない君は僕の顔も知らない――でも、この恋はふたりだけに見えている。 「打上花火、してみたいんですよね」 花火にはまだ早い四月、東京の夜。 内気な大学生・空野かけるはひとりの女性に出会う。名前は冬月小春…
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