コムラサキ亜科チョウの越冬幼虫の見分け方 - Dr. Tairaのブログ
オオムラサキ、ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラは、いずれも幼虫がエノキを食樹とするタテハチョウ科コムラサキ亜科のチョウです。成虫はそれぞれ特徴的な大きさや翅の模様があり、同定は容易です(図1)。 図1. オオムラサキ、ゴマダラチョウ、およびアカボシゴマダラの成虫標本 一方、3者の幼虫は形態的にきわめて類似しており、慣れていないと個体を単独で見ただけではそれほど同定は容易ではありません。とくに越冬型の幼虫は同定がよりむずかしくなります。ただ、この3者の生息環境はかなり異なるので3種がいっしょに見つかることはあまり多くありません。どの地域のどのようなエノキで見つかったかという情報と幼虫の形態的特徴...
rplroseus.hatenablog.com