豆知識① 金本位制度×管理通貨制度|織原 一然(かずしか)_マクロ経済学考察ノート
将来的に価値ある金(金貨)と交換することが必ずできるから、この貨幣には価値がある、と信用される。 逆説的にこれは交換することができる「金の保有量」によって「貨幣の発行額」も決まってくるということになります。 金の保有量というのは金本位制にとっては極めて重要な要素なわけです。 実はこの金本位制度を私は「昔の古い制度」のように語っていましたが、現実には1971年の8月にアメリカのニクソン大統領が米ドルと金との交換を停止しするまで続いていました。 この金本位のことをブレトンウッズ体制といい、それの停止のことを、ブレトンウッズ体制の崩壊・ドル本位制の崩壊、或いは(第二次)ニクソンショック、と
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