ベトちゃん・ドクちゃん「一緒に」生まれ大手術で分離、「兄の分も生きる」…1988年10月「あれから」<37>
【読売新聞】 麻酔から目覚めると、不思議な感覚に襲われた。いつも左隣にいた兄がいない。「ナンダカナ、ナンダカナ……」。訪日時に覚えた片言の日本語でそうつぶやいた。「何が起きたのか」という意味だった。 1988年10月4日、ベトナム南
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