30代前半のナモさんは卵管癒着と両卵巣のチョコレート嚢胞が見つかった。 無事に手術は終了したものの、翌日の医師の説明で「退院後はなるべく早く不妊治療専門医へ」と言われショックを受ける。 切り替えて不妊治療を進め、順調だったと思っていた。でも採卵周期前後から眠れない日々と不調が続きうつ病と診断され、不妊治療は無期限延期となった。 徒歩圏内の病院へ行くにも動悸がつらい日々。仕事は大好きな音楽で、それが心のよりどころであった。