リズミカルにユーモラスに、かつシビアに ――チョン・セラン(2020)『屋上で会いましょう』(訳)すんみ、亜紀書房
2017年に韓国で発表し、最近日本でも紹介された『フィフティ・ピープル』は日本でのチョン・セランの知名度を大きく上げることになった小説だったと言えるだろう。とある街のとある病院を舞台にしたちょっと変わった、けれどもユーモラスに満ちた人間ドラマが描かれたその小説については、誰のこと…
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