「貨幣の信用」と「貨幣の価値」6    ―租税貨幣論の私的で簡易な説明―|織原然_マクロ経済学考察ノート
では、私がちょっと異論を差し挟んでいる、「租税貨幣論」とは何なのか、簡単にご説明いたします。 (極めて私的で簡易的な説明です。他方の説明とは違う点がありますのでご了承ください。) 「租税貨幣論」とは租税・税、つまり「徴税」が「貨幣」と関係している。 「徴税」をすることで「貨幣と呼ばれるもの」は「貨幣たらしめる(貨幣としての機能を得る)」という理論です。 さて、「貨幣たらしめる」ということは、筆者にとって前章までを通して述べた通り「貨幣の信用」と「貨幣の価値」が「貨幣の信用>貨幣の価値」という関係で存在する、ということです。 では「租税貨幣論」の「徴税と貨幣の関係」から「貨幣の信
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