大量閉店のヴィレヴァンが苦しむ「異様な在庫の山」
「遊べる本屋」として一世を風靡したヴィレッジヴァンガードが厳しい経営状況に置かれている。店舗を運営する株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーション株式会社(以下、ヴィレッジヴァンガード)は、2025年5月期に42億円の最終赤字を計上し、全店舗の約3割にあたる81店舗の閉店を検討する事態となった。業績悪化の背景には何があるのか、そして倒産リスクはないのか。前編に引き続き、決算分析のプロである村上茂久氏が解説する。
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